近くの園の芝桜も満開を迎え、目を楽しませてくれています。
さて、弊社の緑化基盤の特徴の一つですが、施工後も自由に芝の上を歩くことが可能で、庭園や公園の用途に使いやすいというメリットがあります。
実際に病院の屋上に庭をつくり、患者さんが車椅子で散歩ができる様になり、たいへん喜ばれています。
また、手入れの際も写真の様に、芝刈り機で一気に作業ができ、労力の節約に。
これは植物の根が入りやすく、かつ人に踏まれても十分に耐える絶妙な強度と密度があるために実現した特徴で、このさじ加減が難しく他が真似できないところ。
堅すぎては根が入らず、柔らかすぎてはすぐに崩れてしまい排水を詰まらせるなどのトラブルの元になりかねません。
土壌と違い、密度が変わってくることもありませんので、芝管理の手間の一つである、エアレーション作業を省けるメリットもあります。
屋上緑化を計画されるときはコストや完成時の美しさだけでなく、その後のランニングコストや利用しやすさも考慮して設計ください。
営業:つねみ
桜も終わり、一雨ごとに新緑が萌えてくる季節になりました。
弊社の近くの田畑ではさっそく麦が美しい緑をみせてくれています。あとひと月もすれば、ホタルの姿がみられることでしょう。
基盤に植生させた植物たちも元気を取り戻し、次第に緑が濃くなってきており、3年目も順調に滑り出しております。各地の屋上緑化屋や壁面も順調に育っているでしょうか。
この様に植物の活性が上がる時期は重要です。来るべき暑い夏を乗り越えられる強い緑に育つ様、施肥などのお手入れを適時施してあげましょう。
営業:つねみ
実験中のグリーンタイム緑化基盤を移動しました。
お隣の敷地に大きな建物が建ち、今までの場所では一日中日陰になってしまう様になりました。これでは植物は育ちません。
植物は最低限の日照として一日4時間、出来れば午前中の光が必要と言われます。これは一般的な話で、実際はもっと必要であったり、なくても大丈夫な植物もあったりします。
屋上緑化をどのような工法や資材で行うかも大切ですが、それよりも大切なのは環境で、日照や気温の状態など施工場所がどのような場所でどのような植物が育つのか、事前の調査が欠かせません。芝にしても夏芝冬芝に始まり多くの種類が存在し、それぞれ緑を維持できる季節や気温が異なります。
その見極めも兼ね、弊社では6種類の植物を実証実験中です。今回は6箇所の実験基盤うち4箇所を日向に移動し、影になる場所に残したものとの環境による生育の違いも検証していきます。
営業 つねみ
植物の活性も上がってきましたので、施肥をしました。
使用したのは一般的な888肥料。
窒素(N)8% 燐酸(P)8% カリウム(K)8%が含まれる、よく芝生用として販売されているものです。量も説明書どうりに使用し、特に変わった事はしません。
施肥のサイクルも通常のグランドなどで行われるメンテナンスサイクルに基づき、緑の色など様子を見ながらおこないます。
このようにメンテナンスに関しては、グリーンタイム緑化基盤特有の注意点もなく、通常の芝の管理を参考におこなっていただけます。
写真の常緑キリンソウも少し色が薄めに見えますが、これでより深い緑になるでしょう。
営業 つねみ
先日の芝の手入れですが、しっかりと刈り込んだ普通の高麗芝に対し、トヨタルーフガーデン社のTM-9は丈が短く刈り込みは行いませんでした。。
芝刈り等の省力化を目的に開発された品種で、草丈が短いため芝刈りの回数を減らすことができ、施肥の量も少なくて済みます。
芝単体での購入コストは高くなりますが、このようにランニングコストも勘案すると非常に魅力的な選択かと思われます。
実際の緑化導入時は、イニシャルコストにばかり目を取られず、長期的な視点で一番合った物を選択しなければなりません。
また、施工される環境に適した植物である必要もあります。
弊社のグリーンタイムもそのような視点から選んで頂けるよう、日々改善を続けて行きたいと思います。
営業:つねみ
実証実験中のグリーンタイム基盤に施工した高麗芝の刈込とサッチの除去を行いました。
春の成長期を前に刈高を低くし、根元まで光を入れ強く育つ様に。
伸びすぎると細く弱く育ってしまいます。
しっかり地面に匍匐する様に、伸び具合を確認しながら手入れを続ける時期がやってきます。
営業:つねみ
弊社の敷地にてグリーンタイム緑化基盤の実証実験を行っております。
基盤の仕様や設置方法を変え、種類の違う植物を6種類植生した区画を作り、日々生育具合を見守っています。各植物との相性や施工による違いなどを実証により測ります。
屋上緑化を想定し、なるべく雨水に頼った潅水での厳しいニ夏を越え、今年で三年目を迎える植物達。今は冬の休眠中で枯れた様に見えますが、春には鮮やかな緑になることを期待しております。
営業:つねみ
ホームページを新しくいたしました。
これからは内容を徐々に改変していき、緑化事業を中心により身近にお役に立てる情報を発信していきたいと考えております。
今後とも上月ウディックスをよろしくお願いします。
営業:つねみ
*写真は弊社の緑化基盤を使用した草屋根の例です。