高山の植物

シルバーウィークを利用し、徳島県の剣山に登ってきました。

 

雄大な風景に圧倒されながらも、気になるのはその植生。スタート地点の標高1420mから森林限界を越える1955mの頂上まで、刻々と姿を変える植生は環境に適応する植物の強さと苦労が感じ取られます。同時に小さな花々の美しさには感動も覚えます。


写真の花は「シコクブシ」というトリカブトの仲間だそうです。トリカブトというと毒で有名ですが、薬としても利用できるとか。

 

都会の屋上には屋上の、その環境に適した植生があると思いますが、それもまた高山の厳しい環境とは違った植物の戦いの場でしょうか。自然の織り成す緑に負けないような、しっかりした緑化を造り上げたいと心を新たにすることができました。

 

営業:つねみ

 

山頂付近は笹が中心ですが、低木も頑張りながら紅葉の季節を迎えようとしていました。