芝のオーバーシード

緑化基盤の一部芝にオーバーシーディングしました。

 

オーバーシードとは、通常秋から冬にかけて休眠してしまい茶色くなる芝の上に、低い気温で育つ別の種の芝(冬芝)を育てて緑を保つ作業のことです。ゴルフ場のグリーンや球技の競技場など、一年中緑を保つ天然芝をご覧になられたことがあるかと思いますが、それはオーバーシードしてあるから実現します。

 

通常は9月から10月の間に作業を行いますが、芝の成育具合や地域の気温の変遷を確認し、ベースの芝の成長が鈍りつつ冬芝が発芽する気象条件を見極めましょう。地域のホームセンターや園芸店に売っている種であれば、気候に合わせて売られていますので間違いないと思います。


冬場の商談でも夏場の生き生きとした芝の緑をイメージして頂ける様に、綺麗な冬芝を育てたいと思います。

まずは夏芝を1~2cm程度まで短く刈り込みます。


そして冬芝の種をまんべんなく撒き、上に薄く目土を施し転圧します。今回は芝刈り機のローラーで転圧しました。



種が流れてしまわない様に優しく水をやり、発芽を促します。


1~2週間で新芽が伸び始めると思いますが、それまでは土壌が乾かないよう、まめに灌水してあげましょう。











営業:つねみ