芝のサッチングを行いました。サッチングとは枯れた芝を除去する作業で、これを行うことにより根元まで光と空気を送りいれ、より強く健全な芝を目指します。写真の右側に集まっているのが、今回除去した枯葉です。
自然の山々では枯葉が落ちてもバクテリアなどにより分解され腐葉土となり、植物の栄養になっていくサイクルが確立されています。しかし、人の手により植生された芝では自然サイクルに任せる訳には行かず、しっかりと管理してやることが大切です。放置すれば病気の元になったり、生育の妨げになります。
基本的には年に二度程度、レーキを使って芝を掻き古い葉を取り除きます。熊手も併用すると綺麗に取れます。
見た目に鮮やかな緑でも奥には枯葉が溜まっているもので、驚く程の量が掻き出されると思います。
サッチングを行った直後は芝も弱っていますので、灌水と必要であれば施肥や目土を施してやります。
春に芝焼きをする方法も有効ですが、屋上緑化では周囲の環境などから不可能かことがほとんどだと思いますので地道にサッチングを。
弊社の基盤などで薄層緑化を施した場所であれば、不陸も少なく作業性は良好です。
営業:つねみ
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